VMware Server のインストール
VMware Server はサーバ仮想化を行うためのソフトウェアです。WindowsなどのOSに仮想マシンを作成し、サーバーをインストールすることが可能です。
Windows VISTA上にCentOSをインストールするまでの備忘録です。
ダウンロード
ダウンロードページよりダウンロードするVMware Server のバージョンを選択します。
バージョンは最新の2.0と1.x系がありますが、個人的には情報が多く安定している1.x系のほうが、まだ使いやすいのではないかなと思います。
確認画面で「Yes」を選択。
今回はWindows VISTAにLinuxをインストールしようと思うので、ダウンロードするファイルは「VMware Server for Windows Operating Systems」
結構なサイズなのでダウンロードにはそれなりの時間がかかります。
その間にシリアルナンバーを取得しておきましょう。
シリアルナンバーの取得
VMware Server を利用するには無償のシリアルナンバーが必要になります。
シリアルナンバーの申請画面でフォームに入力していきます。
英語なのでちょっと面倒ですが、がんばって適当に入力すれば次画面でシリアルナンバーを発行してもらえます。
インストール
ダウンロードしたインストールファイル(VMware-server-installer-1.0.8-126538.exeなど)を実行してインストールを行います。
「Next」を選択
「I accept the terms in the license agreement」にチェックを入れて「Next」を選択
「Next」を選択
「OK」を選択
「Next」を選択
「Next」を選択
「Install」を選択、これでインストールが開始されます。
Windows VISTAの場合インストールの途中に「ドライバソフトウェアの発行元を検証できません 」と警告が表示されますが構わず「このドライ バソフトウェアをインストールします(I)」を選択します。
User Nameに名前、Organizationに組織(適当でOK)、Serial Numberに先ほど取得したシリアルナンバーを入力して「Enter」を選択します。
ウィザードが正常に終了すればインストール成功です。
初期設定
インストールしたVMware Server を起動します。
接続方法を聞かれてきます。「Local host」を選択して、「OK」を選択。
「New Vertual Machine」を選択して新たに仮想マシンを作成します。
「次へ」を選択。地味にボタンだけ日本語化されています。
デフォルトの「typical」のまま「次へ」を選択
インストールするOSを選択します。
今回はCentOSをインストールするので「Linux」、「Red Hat Enterprise Linus 4」を選択して「次へ」
仮想マシンの名前に名前を付けます。適当な名前と保存場所を入力して「次へ」を選択
ネットワーク接続方法を選択します。今回は「Use bridged networking」を選択
ディスクサイズを入力して「完了」。これで仮想マシンが生成されます。
Windows VISTAでOS 全体が固まる件
Windows VISTAで仮想マシンを立ち上げると非常にマシンが重くなります。
(それなりの性能のPCでも1分ぐらい固まる)
そこで、少し設定を変更します。
参考:VMware が頻繁にディスクアクセスして OS 全体が固まる件
VMwareを立ち上げ左メニューで作成した仮想マシン(今回はCentOS5_2)を選択し、「commands」から「Edit virtual machine settings」を選択します。
「Options」タブを選択し、「Advanced」を選択、「disable memory page timing 」にチェックを入れ「Ok」を選択します。
仮想マシンの環境設定ファイル .vmx に 以下の1行を加えます。
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
環境設定ファイル .vmx は仮想マシンを作成した場所(デフォルトではc:\Virtual Machines\CentOS5_2の中)にあるので適当なテキストエディタで開いて編集してください。
これで、大丈夫のはずです。
次はVMware Server上にCentOSをインストールします。