自宅ネットワーク高速化の道のり
昨年12月に引っ越してから自宅のネットワークがすごく貧弱だなと不満を持っていたところに、緊急事態宣言を受けて強制的にテレワークの実施を余儀なくされてしまいました。
研修等のお仕事もフルオンラインに切り替わり、私の自宅回線が貧弱だと色々と迷惑をかけてしまうので自宅ネットワーク高速化を色々とトライしました。
結論はIPv6化したというお話ですがそこに至るまでの足取りを記録しておきます。
当初のネットワーク環境
光回線を引いているのですがマンションがVDSL方式のためベストエフォートで100Mbpsとそれほどの速度が出ません。ここを変えるには大掛かりな工事が必要でもっと小手先の対応でどうにかしたいというのが本エントリーの趣旨です。
プロバイダーは申込みの後の確認電話で勧められたぷららを契約してました。本記事の最後ではぷららを契約したことがプラスに繋がります。
プロバイダーから貸与されたモデムにルーターとしてAirMacを繋げてWifiを飛ばしているが当初の環境でした。
モデム -> AirMac -> PC
通信速度にムラがありますが19時頃に下りで
リビング 8Mbps
仕事場 0.8Mbps
となりWifiルーターを設置しているリビングから離れている仕事場では通常のブラウジングも苦しい状態になることもありました。
改善案1:Google Nest Wifi導入
流石に仕事にならないので改善案としてGoogle Nest Wifiを導入しました。Google Nest Wifiは拡張ポイントと合わせて利用することでWifiの接続快適距離を伸ばしてくれるメッシュWifiに対応しており、リビングから仕事場までの減速を軽減してくれることを期待していました。
通信速度にムラがありますが19時頃に下りで
リビング 8Mbps
仕事場 2Mbps
ぐらいの誤差で収まるようになりました。下り2MbpsあればYouTube見ながらでもお仕事できますね。ちょいちょ詰まりますが。
改善案2:IPv6導入
Google Nest Wifiの導入で満足していたのですがTwitterで以下の様な投稿が流れてきました。
ネットワーク情弱な私でもIPv6が早いは知っており、意識してプロバイダ(ぷらら)もルーター(Google Nest Wifi)もIPv6に対応しているのを確認して契約、購入しているので勝手にIPv6になっているとおもっていました。
ただちゃんど調べてみると現状はIPv4での通信を行っておりIPv6では通信してないです。
もっと調べてみると、ぷららはIPoE方式接続という方式でIPv6を実現しておりGoogle Nest WifiはIPoE方式接続に対応していないらしいです。
IPv6形式で接続するためにはIPoE形式に対応したルーターが必要とのこと。3万円近くかけてNestWifiと拡張ポイントを揃えた私としては受け入れがたい現実です。
しかし、ぷららのサイトをみるとIPv6形式に対応したルーター(Aterm WG1200Hs4)を無料で貸与してくれるとのことで無料なら試すしかないとレンタルしてみました。
そして、本日届いて設置してみたところ速度のムラはかなり大きいですが、
リビング 30〜40Mbps
仕事場 30〜40Mbps
とよくわからない速度が出るようになりました。当初の0.8Mbpsと比較するとかなりの高速化に対応することができました。
結論
IPv6導入しましょう