[書評]デザイナー&ディレクターが写真を上手に撮る本
昔から交流のある株式会社ふわっとの岡田陽一さんが『デザイナー&ディレクターが写真を上手に撮る本』という本を出したらしく、出版社より本をいただきました。ありがとうございます。
本書はサブタイトルにある「Web制作のための撮影から管理、レタッチまで」にあるとおり、Webに限定した写真素材扱いにフォーカスを宛てた写真本です。
単純な写真撮影の技術書ではなくフォトディレクションの内容やLightroomを利用した補正などの内容も含まれており、小中規模のサイト設計をおこなっているデザイナーやディレクターにおすすめの1冊です。
面白いのはサイトにフォーカスをあて、この箇所で使う素材ならどのような物が良いかと説明をしている点です。以下は「来店を促すネイルサロンサイト」の例で解説されたページ。使う箇所により撮っておく素材の内容が変わってくるのがわかります。
以下の「問い合わせを増やしたい企業サイト」の例で解説されたページ。@yakumoさんが加工されていきます。
以下は「こだわりをアピールしたい自転車ショップサイト」の例。アングルによる素材の見せ方などが重点的に解説されています。
ほかにも様々なサイトをケースにどのような写真素材が求められているかが解説されております。
昨今のWebサイトでは写真の重要度はどんどんと増加してきていますので、写真に関してそれほど経験のない方はこれを機会に勉強してみてはいかがでしょうか?
デザイナー&ディレクターが写真を上手に撮る本
岡田陽一 (著)
そういえば私が初めて利用したプロフィール写真も岡田さんに撮ってもらったものでした。(若い。。。
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