【Adobe Spry TIPS】 Adobe Spry framework for Ajaxとは?

Adobe Spry framework for Ajax』とはAdobeからリリースされているデザイナー向けAjaxフレームワークになります。

デザイナー向け?Ajax?とここで疑問にもたれる方も多いとは思いますが、今リリースされているメジャーなAjaxフレームワークである『prototype.js』や『jQuery』などがJavaScriptの記述を飛躍的に簡単にする為の機能が提供されているのに対して、Adobe Spry framework for Ajax(以下Spry)は、最低限のjavascriptコードと、xhtmlソース内に、classや属性を追加することにより様々な機能が使えるようになっている為、JavaScriptを知らない方でも比較的扱いやすいフレームワークになっています。

よいたとえかわかりませんが、prototype.jsやjQueryなどはJavaScriptを調理する上での扱いやすい道具であるのにたいして、Spryは簡単な操作で調理されたものを提供することができます。

また、Dreamweaver CS3からは標準のスクリプトエンジンはSpryに切り替わっている。その為、今後普及する見込みが非常に高いフレームワークである。

Adobeという大手の企業が提供するフレームワークである為、今後どんどん成長する可能性を秘めています。

ただ、XHTMLソース内に指定のclass名や属性(spryで独自に実装されている属性)、エラー処理などを追加しなくてはいけない為、XHTMLが非常に汚くなるし、JavaScriptがoffの環境だと無駄なものが表示されるなど問題点も多い。また、実装の仕方によってはアクセシビリティ的に非常に問題のあるページに仕上がることも考えられます。

ここらを、製作仕様に落とし込めない場合、利用は難しいかもしれません。

本講座では利点、欠点が明確になるように進めて行きたいと思います。

【Adobe Spry TIPS】 目次

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