SEOとページ読み込み速度

数週間前、Googleがページ読み込み速度を検索エンジンの上位表示のアルゴリズムに追加しました。(日本未実装)

いろいろなサイトを見ていると、「ページ読み込み速度」が速いサイトが上位表示されると誤解されている方が多いので、少しだけ補足しておきます。

今回のアルゴリズム変更で、影響を受けたサイトは全検索クエリのわずか1%未満であり、ほとんどのキーワードには関係していないと言われています。

参考:Google、検索順位にページ読込速度の考慮を開始 [詳細版]

「ページ読み込み速度」は、かなり前からGoogle Adowrdsの「品質スコア」の評価に利用されていますが、ここでも影響を受けたサイトは極わずかでした。

今後、日本で導入されどのように変化していくかわかりませんが、現時点で「ページ読み込み速度」はSEOという視点からは非常に軽微で、ごく一部のあからさまにレスポンスの悪いサイト以外、意識する必要はありません。

ただし、SEOを差し引いても「ページ読み込み速度」は、Webサイトにおいて重要な要素である点は変わりません。

実は無意識的にユーザーは「ページ読み込み速度」に敏感で、規模が大きくなればなるほど売り上げなどのに直結していきます。

「ページ読み込み速度」の向上を取り組む際には、「なぜ」行うかを事前に見極める必要があるのではないかと思います。

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