CSS Nite in OSAKA エコなWebデザイナーになろう by 長谷川恭久
CSS Nite in OSAKA第2部は長谷川恭久さんのセッションでした。
『明日つかえる技術ではなく10年後まで使える話をしたい、エコなWebデザイナーになろう』と始まった長谷川恭久さんのセッションまったく予想ができませんでした。
CreativeCommonsの説明と今回のプレゼン資料のすべてを以下のライセンスのもの公開することを宣言されました。
- PDFとKeynoteとファイルを公開
- 再編集、リミックスをして配布可能
- 同じライセンスなら再配布可能
- クレジットを忘れずに
『共有』することの重要性として、今回のセミナーの大きなキーワードとなった『共有』が出てきました。
CreativeCommonsの考えは新しいように思えて実はそうじゃない。
ソフト開発などではオープンソースという考え方がすでに確立されつつある。
『共有』することが業界の底上げになるのは間違いないと思います。
そして、恭久さんのようにさらに『共有』を普及させようとする人の存在は業界とってとても大きいと僕は思いました。
環境問題
本気で地球の環境問題について語りだしました。
そこから話はWEBの環境問題に・・・・
汚染
WEBの環境を汚染しているのは『汚いコード』や『specer.gif』や『さまざまなタイプのスパム』など。
錯乱
- 整理されない情報
- 過剰なグラフィック要素
- 見つかりにくい/埋もれた情報
- 低ユーザビリティ
無駄なものにあふれていて、本当に必要なものに行き着かないほど錯乱しています。
どうすればこのWEBの環境を正していけるのか・・・・
リサイクル
- コードスニペッツなどの機能を利用したコードのリサイクル
- CMSやFrameworkなど
多分これは僕らプログラマの得意分野です。
OOPしかり再利用することが仕事のようなものですから。
いかに上手に再利用するかが難しいのですが・・・
節約
過度のグラフィック表現は誰も望んでいない。
そしてコードは
- 可能な限りクリーンなマークアップ
- 併用しやすく整理する
- 拡張しやすくシンプルにする
のが望ましいです。
言葉は
- 明確かつ素直
- 専門用語とその説明
- グラフィックの活用
などが重要です。
つまり、簡潔に伝えることがですね
そして、流れの早いWEB業界はバージョンアップの早いミニアプリがいいのでは?
まとめ
『共有』と同じく今回のセミナーの大きなキーワードとなった『アウトプット』
『共有』することと『アウトプット』することが業界自体をかえていくと
僕自身このblogで『アウトプット』をはじめて1年半近くたちます。
最初は自分がわからなかったことを『共有』できるように『アウトプット』してましたが、自分自身の再認識のためにも必要なことなんでしょうね
そして最後に
スタイルシートスタイルブック2が12月13日発売に発売されるらしいです。
ぜひ買いましょう。。
ぼくのつたない説明だとまったく臨場感がないので、興味がある方は公開されている資料と公開されているポッドキャスティングでお楽しみください。