[書評]ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩
ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩を読みました。これはすごく良い本。
本書はJavaScriptの記述方法や文法が解説されている、いわゆる入門本です。
こういった基本的な内容は説明が単調になりがちでついつい途中で読み辞めてしまうことが多いと思うのですが、本書はストリーがしっかりしているので途中でなんどもモチベーションがあげられ、最後まで飽きずに読めると思います。
ストリーと言うのは、本書の目的が「スライドギャラリーの作成」を通じてJavaScriptを覚えること。文法などの解説のあとに、今の解説でスライドギャラリーのコードのここの部分はわかるようになったよね?というのがコードの一覧にハイライトされて表示されます。
(ハイライトされいてるところが解説で理解できるようになったコード)
この構成のためにサンプルコードもちょうど見開き2ページに収まるように作っているんでしょうね。
また、ストリーの構成もよく出来ており、順序良くJavaScriptを学ぶことができるようになっています。よくできてる。
以下が本書の目次
第1章 JavaScript入門準備
第2章 JavaScriptの文法
第3章 JavaScriptでHTMLやCSSを操作する
第4章 プログラムの読み方と組み立て方
第5章 jQueryでプログラミングを楽にする
付録A HTMLの基本
付録B CSSの基本
スライドギャラリーのコードと1章が公開されているので、ひとまずそちらでどんな感じか確認してみるといいでしょう。
(第1章 JavaScript入門準備『ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩』)
JavaScriptを勉強したい方や、jQueryは使ってるけどJavaScriptはいまいちわかってない方にはお勧めの一冊です。
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