pyenvを利用してvenvで作成した仮想環境内のPythonバージョン
venvで作成したPythonの仮想環境内にインストールされているバージョンを変更してみました。
pyenvのインストール
Pythonのバージョン管理にはpyenvを利用します。
brewを使ってインストール
brew install pyenv
.zshrcに以下の設定を追加します。
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
変更後にsourceコマンドで変更した内容を反映します。
source ~/.zshrc
Pythonバージョン変更
以下のコマンドでインストール可能なバージョンを調べることができます。
pyenv install --list
今回はPythonの3.9.7をインストールしたかったので以下のコマンドでインストールしてローカル環境に反映します。
pyenv install 3.9.7
pyenv local 3.9.7
python --version # Python 3.9.7
venvの仮想環境内に反映
ローカル環境のPythonのバージョンを変更して仮想環境内を確認してみましょう
source venv/bin/activate
python --version # Python 3.12.2
まだ、仮想環境内はまだバージョンが変わっていません。
一度--clearオプションをつけて仮想環境を作り直すことで現在のPythonバージョンが反映されるようになります。
deactivate
python3 -m venv venv --clear
source venv/bin/activate
python --version # Python 3.9.7
参考サイト
venvで作成した仮想環境内のPythonバージョンを変更したい
pyenvで複数のバージョンのPythonをインストールしよう!
pyenvの使い方