プライバシーポリシー-そのコンテンツは必要ですか?
『プライバシーポリシー』というコンテンツを作っているサイトを多数見かけます。
『プライバシーポリシー』とはWEBサイトなどで個人情報の扱い方や考え方を明記したものです。
たとえば、ショッピングサイトで買い物するときには、住所や氏名などの個人情報の入力が必要です。そのため、ショッピングサイトでは多くの個人情報が収集されます。これらの個人情報については、ホームページの管理者がプライバシーポリシーを定めて、正しい方法で管理する責任があります。
またプライバシーポリシーには、顧客情報を5000件以上保有する企業に義務付けられている個人情報保護法により定められている項目・事項等をあわせて併記しているものがほとんどです。
個人情報保護法については、違反時は「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」の刑事罰が課せられる為これからプライバシーポリシーを制定する場合は『個人情報保護法』を中心に制定していくといいでしょう。
最低限必要な項目としては
- 利用目的について
- 利用目的をできる限り明確に記述する事
- 利用目的を基本的には変更しない旨
- 利用目的を変更してもそれを伝達する旨
- 管理体制について
- 個人データを正確かつ最新の内容に保つ旨
- 個人データの漏えい、滅失の防止などの安全管理を行う旨
- 従業者または委託先に対して個人データを適切に取り扱わせる旨
- 個人データを基本的に第三者に提供しない旨
- 本人の権利について
- 利用目的の通知を行う旨
- 該当保有個人データを開示を行う旨
- 該当保有個人データ内容の訂正、追加又は削除を行う旨
- (開示等に条件を設ける場合)情報開示の手続き方法
- 個人情報の取扱いに関する苦情の適切に対応する旨
などを記述する必要があると思われます。
またサイト上に個人情報保護法の内容を別の内容に解釈される表記も控えたほうがよいでしょう。
(個人情報の定義について別途定義しなおしたりする内容や情報開示を行わないなどの虚偽の内容の表記)
個人情報保護法に関しては個人情報保護法対策室に、プライバシーポリシーに関してはミツエーリンクスに詳しく記述されているのでそちらを参考にしていただきたい。
プライバシーポリシーのコンテンツを製作する場合は、その意味と意図を理解した上でより正確な内容を心がける必要があると思います。