XHTML+CSSに足りない5つのコト

CYBER@GARDENの益子 貴寛さん主催で行われるXHTML+CSS (r)evolutionで扱うテーマのひとつ、「XHTML+CSSに足りない5つのコト」について考えてみました。

前に書いた記事あなたがxhtmlでサイトを作るべき10の理由のアンチテーゼになると思います。

1.各社ブラウザのバージョンによる解釈の違い

XHTML+CSSが標準化されない最大の理由。
XHTML+CSSで記述するには各ブラウザの特色やクセ、果てはバグまでの知った上でしか記述できない。
正しいXHTML+CSSによる記法のみでなく、そこまで知るのは事の外、骨が折れます。

2.CSSのデザイン能力の表現力の乏しさ

構造とデザインの分離を謳うXHTML+CSSですが致命的な問題として、CSSでは表現できないデザインがまだ多く存在する。(例えば角丸表現)
これは現状多くの人は、ボックスタグを入れ子にしたり意味のないタグを挿入したりして回避していると思うのですが、やっぱりデザイン表現の為に構造をいじるのは、本来避けたいところですよね。

3.XHTMLの構造を示すタグがちょっと足らないのでは?

例えば写真を表示する際に表示するタグ(imgタグを囲むタグ)とかあったらいいなと思う。
正直現状のタグ群で大抵は事足りるのですが
「ここなんのタグ使おうかな」って悩んだ時、最適なタグが用意されてないんだなと感じます。

4.やや独自の路線を暴走するW3C

aタグからtarget属性の廃止を推奨しているのを疑問に感じる。
ユーザーは新しいwindowがポンポン開くのがうっとしいという理由だと思うんだけど
同サイト内はselfで別サイトはblankで開くというのに馴れたユーザーを惑わすと思う。
(多分タブブラウザが普及する以前に出た規格なんじゃないかな、標準を謳うだけに言ったことを訂正できないみたいな大人の事情を感じます。)

5.現場の人手不足

ちゃんと理解している人、ちゃんとできる人が少ない。

もっとぶっちゃけると
コーディングという作業において、人に見せる事を前提に記述できる人はすくな過ぎると思う。
(そして現場には時間もない・・・・・)

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